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植田信隆:三声のモナド-佐藤慶次郎の思い出に-
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 3月 20日

《力能のモナド 1》 2009年|117cm×91cm 画像提供:art space kimura ASK? copy right(c) Nobutaka UEDA

本展覧会は昨年5月に逝去された佐藤慶次郎氏に捧げます。 佐藤氏の晩年15年に亘るご厚情に感謝し、その芸術を記念したいと考えました。本来であれば氏の追及されてきた禅の精神をテーマとした作品を発表すべきではあるのですが、力及ばず、自らの最近のテーマである「モナドとアルスコンビナトリア」に関連した作品を発表いたします。作曲家であった氏にちなんでモナドの特性の中の三つの要素、力能・記憶・鏡を三声としてネーミングしました。フーガのように三つの要素が絡みあうことはありませんが、それらの表現の差異を御覧いただければと思います。 【略歴】 
1957年 広島市に生まれる。
1979年 広島大学教育学部美術科卒業
1991~1992年 オーストリア国立ウィーン応用美術大学にてアドルフ・フローナー教授の絵画クラスに学ぶ。(広島国際文化財団奨学生)
2005~2006 年 神戸芸術工科大学大学院研究生として高木隆司特任教授のもとで渦の実験と解析を行う。
2006年 伝統文化における文様国際会議ISKFA 06 Japan(大阪大学)にて論文「世界の歴史的渦巻き文様の解析」を高木隆司と共同で発表 【個展】
1993年 広島オーストリア協会本部/広島
1994年 日辰画廊/東京
1995、96、97、99、2000、01、03、07年 かねこ・あーとギャラリー/東京
1998年 ギャラリー白/大阪,  2002年 パラグローブ/東京,
2004,09年 art space kimura ASK?/東京
http://www.megaegg.ne.jp/~nobutaka-ueda/jpbiography.html ※全文提供: art space kimura ASK?

最終更新 2010年 3月 22日
 

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