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逸ITSU - Japanese Paintings beyond Tradition
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 3月 05日

長沢明 《トラとトラ》 画像提供:アートフロントギャラリー|copy right(c) Akira NAGASAWA

従来の日本画、油絵を背景に独自のスタイルをもつ4人の画家の作品群を紹介するこの機会を「逸」一文字に表し展覧会タイトルとしています。 ラピスラズリや水彩絵具を用いることで、バラエティに富んだグラデーションと濃密な空気感を出現させる大西博。 TOUGENをテーマに、想像上の、不思議とかわいい生物に伝統的な州浜や金雲を「かけあわせ」てエネルギーあふれる画面を作り出す鴻崎正武。 都市景観や軍艦島を岩絵具で描く大画面に挑みながら近年は大自然と対峙する水墨画へと領域を拡げ、円熟した筆使いが観賞者を惹きつける菅原健彦。 「形のあるものをしっかり描きたい」とモチーフに選んだ、「獣であればそれで良く、虎らしくないほど自分のイメージに近い『トラ』」が見る側の野生にも働きかけてくるような作品を制作する長沢明。上記4人の近作を展覧致します。 またアートフロントグラフィックスにおいても3/2(火)から1ヶ月の間、鴻崎正武、長沢明ほか上記展覧会出品作家を中心に常設作品を展示しています。是非この機会にアートフロントグラフィックスにお立ち寄り下さい。

全文提供: アートフロントギャラリー

最終更新 2010年 3月 02日
 

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