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前野みさとじゃみじゃみ
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 2月 26日

《untitled》400×600mm|アクリル板・アクリル絵具・トイレットペーパー・トレーシングペーパー・綿・鋲|画像提供:ギャラリー58 copy right(c) Misato MAENO

じゃみじゃみ=福井弁でテレビの砂嵐の意。自分の内面を描く行動を意味する。 前野みさとは1987年福井県生まれ。2010年福井大学教育地域科学部芸術保健体育コース美術教育サブコース卒業。初個展となる今回の展示では、「記憶」をテーマとした平面作品十数点を発表いたします。 いずれの作品も透明アクリル板を用い、その透過性で“記憶の重なり”を表現します。
絵具、ボンド、トイレットペーパー、塩、糸など様々な素材が重ねられ、堆積した記憶の世界、そして無意識の混沌へと誘います。
表現することについて「これまで見聞きし思考したことの全て、誰かに見せたい美しいものや自分の嫌な部分も全て作品の上に重ねていくことを意識しています。新たな描画方法との出会いや、思いがけない素材の効果など予想の出来ないところから新たな自分自身を発見していくという過程を大切にしています。」と語っています。

【作家コメント】
脳味噌の中には、自分の知らない自分の世界が広がっています。
いつか見たもの、あのとき感じたこと、事実も妄想も全てないまぜに、堆積した記憶は様々な姿を見せるのです。

グループ展:
2006年 「第2回 福井大学美術科 在学生・OB・OG有志展」福井県立美術館(福井)
2008年 「TRY-M」展 福井県立図書館×(福井)、 「第3回 福井大学美術科 在学生・OB・OG有志展」福井県立美術館(福井) 受賞歴:
2007年 「第5回武井武雄記念イルフビエンナーレ&日本童画大賞展」 入選
2008年 「第7回福知山市佐藤太清賞公募美術展」 佐藤太清賞 ※全文提供: ギャラリー58

最終更新 2010年 3月 29日
 

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