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井上恵子:食卓の妖精
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 2月 01日

《スプーン》M3号|油彩|画像提供:新生堂 copy right(c) Keiko INOUE

井上恵子は東京藝術大学在学中、新生展に入賞し2005年に一度新生堂で展覧会を行っており、今回で2回目の個展となります。2007年には同大学大学院(中島千波研究室)を修了し、今年のTCAFでは柳井美術ブースにて発表をしました。 今回の展覧会では、生活の中で見つける余韻や、空気のなかに存在する穏やかで優しい気持ちを描こうと思った時、小さな妖精の女の子が浮かんできたそうです。食卓にいる妖精たちの作品は絵本をぺらぺらとめくっている時に感じるあたたかい気持ちになります。情報にあふれ目まぐるしい現代社会の中で、忘れかけていたホッと一息する優しい時間が展覧会場にあふれてくるでしょう。

作家コメント
生活の中で見つける余韻や空気のなかに穏やかで優しい気持ちを持つ事があります。
そのような空気を自分なりに形にしようと思ったときに小さな妖精の女の子が浮かんできました。
砂糖を瓶に移したり、休憩してみたり、ものと人との間に流れる優しい一時を表現出来たら、と思います。

井上恵子略歴
1981 福岡県生まれ
2005 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
2007 東京藝術大学大学院(中島千波研究室)修了 個展・グループ展:
2003 新生展 優秀賞受賞/新生堂
2005 個展/新生堂、 波濤の会/銀座松坂屋、名古屋松坂屋本店(以後毎年)
2006 作家の卵展/おぶせミュージアム中島千波館
2007 東京藝術大学大学院修了制作デザイン賞受賞、ShinPA!/おぶせミュージアム中島千波館(以後毎年)、nine colors/シブヤ西武(以後毎年)、高会/新宿高島屋(09年度も)
2008 グループ展/銀座しらみず美術、個展/下関大丸/佐賀玉屋、華波の会/日本橋三越、高松三越(09年度も)、個展/アートガイアミュージアムTOKYO(目黒)
2009 グループ展/上野松坂屋、個展/銀座スルガ台画廊、個展/福岡県行橋市ギャラリー船越記念館、個展/山口県下関市Capiギャラリー、東京コンテンポラリーアートフェア/東京美術倶楽部 ※全文提供: 新生堂

最終更新 2010年 2月 24日
 

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