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美術百科:「ここはどこ」の巻
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2009年 12月 21日

国吉康雄《乳しぼり》1921年|和歌山県立近代美術館

和歌山県立近代美術館には、油彩画・日本画・版画・彫刻など、和歌山ゆかりの作家を中心に国内外の1800年代から現代までの美術作品、約10000点が集められています。そのコレクションの幅広さや魅力をさまざまな視点からご紹介するシリーズ企画「美術百科」。昨年好評だった「この人はだれ?」に続き、8回目となる今回は「ここはどこ?」と問いかけながら、作品にあらわされた土地や場所、空間について見ていきます。  たとえば、家のなかに、街のなか。都会のなかに、自然のなか。現実世界と夢の世界。天国と地獄。地球から宇宙のかなたへ。美術を楽しむための、たくさんの出会いを用意しました。ぜひお越しください。  *会期中、展示替えがあります。 構成と展示作品(予定)
 1 ここはどこ? 高井貞二《地図》 1934年
 油彩・キャンバス
 2 まずは和歌山 ロジャー・アックリング《潮岬》
 1996年 太陽光線・木
 3 都市と自然 佐伯祐三《カフェ・レストラン》 1927年 油彩・キャンバス、秦テルヲ《安来節の女たち》 1916年頃 顔料・絹
 5 名所と日常 前田藤四郎ほか《新日本百景》より 1938〜41年頃 木版・紙
 6 物語のなか ベン・シャーン《マルテの手記》1968年 リトグラフ・紙
 7 天国と地獄 前田常作《西国巡礼》1988年 リトグラフ・紙
 8 宇宙と地球 野村仁《ようこそ地球へ、では2379年後に再会しましょう》 1997年 写真・紙 ミュージアム・トーク
12月23日(水・祝)、1月10日(日)、1月24日(日)、2月14日(日)、2月28日(日)、3月21日(日)、4月4日(日) ※全文提供: 和歌山県立近代美術館

最終更新 2009年 12月 19日
 

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