| EN |

楡木令子:Χρόνος
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 11月 23日

画像提供:双ギャラリー copy right(c) Reiko NIREKI

楡木はプロフィールにもありますように、1988年にロンドンに渡ってからは海外での生活が長く、活動の場もやはり海外が主体になっています。近年は徳島に居を構え制作しております。 今年4月に、徳島にフィンランドのアーティストが滞在して行われた“森と木のプロジェクト”は、楡木が企画にも関わってきましたが、2年後は、フィンランドに楡木が滞在して制作する展覧会も予定されています。長い時間をかけながらじっくり仕事を進めていくタイプの作家でもあります。 双ギャラリーでの初めての個展は、1988年から現在までの20年余りの時間の推移をみせるインスタレーションになります。楡木は1988年に渡英し、ロンドンのアートスクールに通い始めた頃に膨大なドローイングを描きました。ロンドン時代の未発表のドローイング、それに新作の和紙を使った立体作品での展覧になります。

楡木令子 プロフィール
静岡県伊豆に生まれる
1988-90年  Sir John Cass School of Arts / ロンドン
1990-92年 Wimbledon School of Arts 彫刻学科 B.A. / ロンドン
1995年    国立ベルリン芸術大学彫刻学科 修士課程修了 / ベルリン
2000年   平成12年度文化庁芸術家在外研修員として1年間フィンランドで活動、以来フィンランドのアーティスト達と交流プログラムを企画している
2003-4年  “Both Sides-不二”日本-フィンランド現代美術展を企画(エスポ市立美術館、フィンランド / C.A.P. HOUSE、神戸)
2006年   平成17年度文化庁新進芸術家海外留学制度、ブラジルサンパウロ市派遣
2009年  “森と木のプロジェクト - Three Trees”を企画(神山町アーティストインレジデンス / 徳島)

※全文提供: 双ギャラリー

最終更新 2009年 11月 14日
 

関連情報


| EN |