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鷲見 麿 個展 「新・聖なるファティア」
Events
Published: August 20 2020

「新・聖なるファティア No.3」 2010-2011

KUNST ARZT では、鷲見麿、画家として“最後”の個展を開催します。
鷲見麿は、名古屋(岐阜生まれ、三重在住)を代表する孤高の奇才画家であり、生き様そのものもアーティストです(時には、アート・テロリストのような顔も・・・)。
本展は、2009年以降に制作した“新・聖なるファティア”シリーズから7点と、「美女」に移行する前の24才頃の初期の未発表作品3点で構成する予定です。つまり、画家人生の最初と最後をご覧いただけます。
“新・聖なるファティア”シリーズ作品は、主に、15世紀の北欧の画家ファン・エイク兄弟の作品を模写した部分(油絵具がひび割れた古色感さえ、卓越した“超絶技巧”で完全再現)、カラフルなガラス片を散りばめたモザイク部分、協働関係にあるリツコさんが描いた大胆で伸びやかな筆致部分などが組み合わさり、そして必ず、作家の女神であるドイツ人女性「ファティアさん」の肖像がどこかに存在しています。
中でもメインとなる“最後”の絵画“新・聖なるファティア「神秘の仔羊の礼拝」”は、横幅約3m、高さ2mの超大作。モザイク部分も過去最大級の大きさであり、絵画部分から色彩が光となって天に昇華していくような配置がなされています。画家としての魂も、天に召されていくかのようです。(KUNST ARZT 岡本光博)

http://kunstarzt.com/

全文提供:KUNST ARZT


会期:2020年8月21日(金) 〜 2020年8月30日(日)
時間:12:00-18:00
休日:月曜日
会場:KUNST ARZT

Last Updated on August 21 2020
 

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