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吉岡征直展 闇の中の道
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2020年 2月 08日

2018年作品《 記憶の記録 》カンバスと紙にアクリル

一人の若者が生涯初の個展を「闇の中の道」と呼ぶとき、私たちは、いま現在の世界に向かい合うことの「暗さ」を思わずにはいられません。けれども、吉岡征直にとって、「闇」とは「未来」の別名です。

——— 『闇の中の道』は決して絶望的なものではなく、誰もが潜在的に感じている創造性や宇宙のひとつです。「この道お先真っ暗」それでもいいのではないでしょうか。———

一切の光が存在しない世界、つまり「闇」の中にこそ、あらゆる可能性が孕まれている。何も見えなくても、ただ前に進むしかない。蓋し、生きるということは、純白のカンヴァスに筆を走らせることと同じく、一瞬一瞬に希望と絶望、恐怖と歓喜が交差する道のりなのでしょう。

http://galleryk.la.coocan.jp/

全文提供:Gallery K


会期:2020年2月10日(月) 〜 2020年2月15日(土)
時間:11:30〜19:00 土曜日〜17:00
休日:日曜日
会場:Gallery K

最終更新 2020年 2月 10日
 

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