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WORM HOLE episode 12
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2009年 10月 26日

仲田慎吾≪鰯頭は夜空にいます。≫2009年|47cm×47cm|oil on wood|画像提供:magical, ARTROOM copy right(c) Shingo NAKATA

先月に引き続き12 回目をむかえる『WORM HOLE wpisode 12』では、鈴木光、仲田慎吾、西山弘洋、忽滑谷昭太郎、安田悠の若手作家5 人の展示を行ないます。 鈴木光(1984年生)は、2008 年に武蔵野美術大学彫刻学科を卒業後、現在はIAMAS(情報科学大学院大学)に在学中です。卒業制作展で、誰もが知っている日本のアニメの素材を使って映像作品を制作し、注目を集めました。「群馬青年ビエンナーレ」入賞、「ART AWARD TOKYO 08」では飯田志保子賞を受賞し、「アート&ホームコレクション08」(横浜美術館隣モデルルーム/ 神奈川)にてmagical ブースに出品しました。日常に変化を与え、それとどう向き合うか、作家自身の姿勢が問いかけとなって観賞者に訴えかけます。 仲田慎吾(1982年生)は、東京藝術大学大学院修了後、「ART AWARD TOKYO 07」(丸の内行幸地下ギャラリー/ 東京)に出品。木や紙などにドローイングし、空間を包み込むようなインスタレーションを制作しています。また在学中から、岩永忠すけ率いるバンド“真美鳥”にてベースを担当するなど音楽活動にも力を入れています。 西山弘洋(1984年生)は現在、名古屋芸術大学大学院に在学中です。2007 年にトーキョーワンダーウォールに入賞し、キャンバスやハトロン紙、トレーシングペーパーなどにペインティングしています。学内のプロジェクトにも積極的に取り組み、ラジオ番組を企画しその中でmagical, RADIO を呼んでくれました。 忽滑谷昭太郎(1981年生)は、武蔵野美術大学油絵学科を卒業し、2009 年に新宿眼科画廊で個展を開催しています。また音楽方面でも活動しており、ヒップホップユニットのボーカルを担当し、magical, ARTROOM 移転前六本木で行われたクロージングパーティーにも出演しました。不規則に作った下地から鉛筆で形を浮き上がらせて制作するスタイルは、既存の音をサンプリングして編集するヒップホップの手法にも共通します。 安田悠(1982年生)は2007 年に武蔵野美術大学大学院を卒業後、「ART AWARD TOKYO 07」(丸の内行幸地下ギャラリー/ 東京)、「VOCA 展 2008」(上野の森美術館/ 東京)などに出品しています。また、トーキョーワンダーウォール賞を受賞し「TOKYO WONDER WALL 都庁2007 境界でゆれる展」(東京都庁/ 東京)でも個展を行ないました。今回の新作では、ストーリー性のあるイメージはそのままに、より瞬間を捉えることで洗練され強度の増した作品を発表します。 ※全文提供: magical, ARTROOM

最終更新 2009年 11月 27日
 

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