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表現される現在2017 Zeroist Chilled Art
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2017年 12月 10日

各作作品、左上から時計回りに: 金 大仲、松本真一、川村雅之、関本欣哉、石川雷太、宇留野隆雄、小島 昇、古賀 飛

   昭和初期から2001年に他界するまで抽象芸術のパイオニアであり続けた美術作家、斎藤義重が、晩年に独自の教育理念を具現化させたのが東京芸術専門学校(Tokyo School of Arts = TSA)でした。その卒業生有志が毎年開催するグループ展が、「表現される現在」です。
   副題となっている「ゼロイスト」とは、1950年の斎藤義重作品題名にちなみ、恩師へのオマージュを表するとともに、常に自らの表現のゼロ地点に回帰しつつ、また旅立つということを意味しています。
   今回のテーマは「Chilled Art」。心ざわつく事件、理不尽な力、不穏な感情を伝える情報が日々私たちの周りにあふれ、怖れや不信、そして怒りへと人を追い立てがちないま、芸術表現こそが人の心を鎮静させ、澄んだ眼差しで世界を見つめさせる働きがあることを思い出しましょう。

http://galleryk.la.coocan.jp/

全文提供:Gallery K


会期:2017年12月11日(月) 〜 2017年12月16日(土)
時間:11:30~19:00 土曜日~17:00
休日:日曜
会場:Gallery K

最終更新 2017年 12月 11日
 

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