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現代地方譚Ⅳ アーティスト・イン・レジデンス須崎
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2016年 11月 26日

山根一晃「Untitled(The Grand Lie)」(2012 / 2016)

高知県須崎市を舞台に行なわれるアートプログラム「現代地方譚Ⅳ アーティスト・イン・レジデンス須崎」は、10月13日より26日までの滞在制作期間を経て、10月29日より展覧会が開催中。
今回は7名の作家が須崎に滞在し、リサーチや制作を行いました。
〈対話〉〈問い直し〉がキーワードとなった今回のレジデンスでは作家同士の、あるいは作家自身との対話、これまでのレジデンスで地域と紡いだ物語の捉え直しが試みられました。
ある者は新作に挑み、ある者は昨年の成果を更新し、また釣り人として普段の制作とは異なるアプローチで体験を記録したり、あえてこの場での成果を求めず、次の場、次の機会へ向けてリサーチに徹した作家もいます。
一同ががむしゃらに地域との繋がりを探った初回から時を経て、各々がこの機会に対して多様な解釈を持ち、活用する、少し円熟味を帯びたレジデンスとなりました。
今回はこの小さなアートプロジェクトへの期待だけではなく、作家側からの問いかけも多分に含まれた、謎解きのような展覧会になっています。高知県の作家によるサテライトプログラム「SUSAKI(art)ASSEMBLE」と併せ、展示は11月30日まで。

http://airsusaki4.tumblr.com/

全文提供:すさき芸術のまちづくり実行委員会


会期:2016年10月29日(土) 〜 2016年11月30日(水)
時間:9:00-17:00
休日:月曜日
会場:すさきまちかどギャラリー

最終更新 2016年 10月 29日
 

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