| EN |

名和晃平:Transcode
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 9月 18日

画像提供:ギャラリーノマル|Copyright © Kohei NAWA

名和晃平の原点といえる、2002年当画廊での個展「CELL」よりはや7年。今展では2002年の展覧会に際して生み出され、いまや名和作品の代名詞ともなった“PixCell”(※)という概念の拡張がテーマとなっています。

名和はこれまで、身体の感覚と視覚から得られる情報の境界を認識の変換点とし、彫刻化する試みとして「Beads」→「Scum」→「Prism」→「Liquid」→「Catalyst」→「Air Cell」→「Dot-Painting」→「Dot-Vibration」といった作品シリーズを展開してきました。 今展ではこれまで培ってきた思考の発展系として、映像作品「Dot-Movie」など、新たなメディアを用いての作品を提示します。

メゾンエルメス8Fフォーラム(東京)で現在開催中の個展(~9/23まで)では美術業界だけでなく、多方面から好評と注目を集めている気鋭の作家、名和晃平。美術に対する飽くなき探究心、より高いレベルを目指し研究・制作の努力を日々怠らない彼の姿勢は、作家活動当初以来、日増しに強固で研ぎ澄まされたものとなってきてきます。

PixCell…Pixel(画像)+Cell(細胞・器)「映像の細胞」

全文提供: ギャラリーノマル

最終更新 2009年 9月 19日
 

関連情報


| EN |