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山本冬彦推薦作家による「異端への誘惑展Ⅱ」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2016年 1月 30日

山本冬彦推薦作家による「異端への誘惑展Ⅱ」

山本冬彦推薦作家による「異端への誘惑展Ⅱ」

日本画・洋画などのファインアートとイラスト・絵本・漫画などの商業アートのジャンルがあいまいになり、その中間分野の拡大と両者の橋渡し役でもあるアートコンプレックスセンターの活動も作家や愛好家からますます期待されています。そんな中で特にユニークで個性的な異色作家のグループ展として昨年「異端への誘惑展」を実施しましたが、今年はその第2弾として「異端への誘惑展Ⅱ」を開催します。
アート・ソムリエ 山本 冬彦

■会期
2016/4/5(tue)-4/10(sun)
11:00-20:00 ※最終日は18:00まで

■会場
The Artcomplex Center of Tokyo
160-0015 東京都新宿区大京町12-9 2F ACT1

■webページ
http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT161/itan2.html

■出展作家
伊藤知世 / 奥谷 葵 / 田尻彩花 / 徳永秀之 / 松丸エミ / 渡邉雄一


■作家紹介
伊藤知世 Tomoyo Ito

最近は女性を多く描いています。理想の女性の形を追い求めながら、一人の女性を描くのに3~4人のモデルの骨格が合わさり形を作っています。
外見だけでなく、描かれた女性の内面まで、私の理想とする女性を描き出したいと思っています。表情や仕草からはわからないところまで想像させる様な絵を描きたいです。

1985年 長野県出身

2015年 見参/伊藤忠青山アートスクエア/青山
2015年 水着展/八犬堂ギャラリー/池尻大橋
2015年 特集展示vol.4 /粟津画廊/日本橋
2015年 アートアートアート。/松坂屋/名古屋
2015年 ART POINT selection /GALLERY ART POINT /銀座
2015年 the art fair +plus ultra/ スパイラルガーデン/青山
2016年 アートのチカラ/伊勢丹/新宿
2016年 猿山富士山in青山/伊藤忠青山アートスクエア/青山

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松丸エミ Matsumaru Emi
web site URL:http://ei-xiii.tumblr.com

変容(metamorphose)を主題として、変容せざるものを絶対的な善、変容を齎す物を悪と捉えた物語を画に遺す事により一種の変容せざる、永続的な物を手に入れようと作品を描いています。
作品自体は経年により変容する物ではあります。しかし絶対的に変容せざるものは永遠の憧憬であり続けるからこそそれは永遠に絶対的な善になり得るのです。

1992年生まれ 千葉県出身
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
インクと鉛筆を用いた黒白のペン画を専門にしている

2013年
「ぼくらのえさ 展」ギャラリーブリコラージュ 新宿
「ARTIST'S CAFE」 銀座モダンアート 銀座
「ポストカード展」 銀座モダンアート 銀座
「ブリコ・ブリッコ展」ギャラリーブリコラージュ 新宿
「第一回AZOTH展」ギャラリー渓 新宿
2014年
「幻想芸術展 2014」 東京交通会館2Fギャラリー 銀座
「第二回AZOTH展」 ギャラリー渓 新宿
2015年
「松丸エミ展-聖なる肋骨の物語-」 ぎゃらりぃ朋 銀座
「幻想芸術展 2015」 東京交通会館2Fギャラリー 銀座
2016年
「IV・XIII展」 ギャラリーフォレスト 銀座

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奥谷 葵 Aoi Okutani

私が大切にしていることは自分でも説明できない『美しさ』を絵におこすことでかたちにすることです。それは容姿の美しさだけではありません。 そんな美しさに日々触れ合って生活していることに幸せを感じながら描いています。

1993年 千葉県船橋市生まれ
2013年 京都造形芸術大学 美術工芸学科 油画コース 入学

2014年 第27回日本の自然を描く展  上野の森美術館 / 東京
第8回全国0・SM公募大賞展 ギャラリーフォンテーヌ / 東京
2015年
第3回宮本三郎記念デッサン大賞展 宮本三郎美術館 / 石川
三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選

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田尻彩花 Ayaka Tajiri
web site URL:ayaka-tajiri-work.strikingly.com

記憶や空想などが源となって生まれた頭の中に広がる世界を作品としてアウトプットしています。
この世界の住人は現実世界の生き物とは少し形を変えていたり、人間の形をしている新しい何かであったり、また自分の分身でもあります。イメージと作品との間で表現方法や素材選びをしており、異素材同士を組み合わせたことによって生まれる効果が作品の世界観を表現する上で重要なものだと考えコラージュ作品などを制作しております。

千葉県出身。
愛知県立芸術大学日本画専攻2016年卒業見込み(2016年1月現在)。

2014年 片岡球子奨学金選抜
2014年 碧い石見の芸術祭 全国大日本画展奨励賞 @三隅中央会館/島根
2015年 堀美術財団 H/ASCA展 最優秀賞 @ダイテック栄ビル展示場/名古屋
2015年 クリエイターズマーケットvol.32 学生招待ブース @ポートメッセ名古屋/名古屋
2015年 それぞれの現在展 @市民ギャラリー栄/名古屋
2015年 三菱商事アート・ゲート・プログラム第29回 @三菱商事ビル/東京

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徳永秀之 Tokunaga Hideyuki

私が作品を通して表現したいのは、人の持つあらゆる感情を肯定する、という事です。明るみに出せないような考えや、後ろめたい願望であっても、それを覆い隠すのではなく許容したいと思うのです。それはかつて私自身が強く望みながらも、与えられなかった赦しなのかも知れません。 しかし今、同時代を生きる人々が似通った虚無感を抱えていると感じるからこそ、私は絵を描いているのです。作品の鑑賞を通して、自己自身との対話のきっかけとなるような、抱えた矛盾や負を内包する助けとなるような作品になればと願っています。

1983年、愛知県生まれ。5~20歳まで鹿児島で過ごす。高校時代に美術部に所属。
二輪整備士として6年ほど京都のバイクショップで働いた後に、美術系の専門学校に進学を決意。考えの違いなどから中途退学し、制作を続けながら現在に至る。

2011年 第21回 全日本アートサロン絵画大賞 入選 国立新美術館/東京
2013年 第32回 上野の森美術館大賞展 入選 上野の森美術館/東京
2015年 第91回 白日会展 入選 国立新美術館/東京
2015年 トーキョーワンダーウォール2015 入選 東京都現代美術館/東京
2015年 「黒衣のイヴ2」 銀座かわうそ画廊/東京
2015年 「洋画の祭典」 銀座かわうそ画廊/東京
2015年 「東京メランコリー」 銀座かわうそ画廊/東京
2015年 「獺祭クリスマス」 銀座かわうそ画廊/東京
2016年 「真冬の美女図鑑」 銀座かわうそ画廊/東京

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渡邉雄一 Watanabe Yuichi
web site URL:http://yuichiwatanabe.com

ステンドグラスは絵を描いて焼き付けたり、ガラスを溶かして曲げたり等、表現の幅がとても広い媒体です。現代にまで受け継がれているステンドグラスの技法を用いて21世紀の現代にしか作ることのできない作品を作りたい、という想いが制作の原動力になっています。「近代芸術史に残る、新しいステンドグラスアート作品」 これが私の作品コンセプトです。

昭和63年1月11日福岡県北九州市に生まれる。油彩画を高校の頃から専門的に学び、平成22年に尾道市立大学美術学科を卒業。大学卒業後にステンドグラスと出会い、作家を志す。平成24年に日本ステンドグラス作家協会に入会。現在は広島県に在住。

2013年 第3回 日本ステンドグラス作家協会展 国際デザインセンター 名古屋
2015年 第4回 日本ステンドグラス作家協会展 東京都美術館 東京
2015年 日本ステンドグラス作家協会展「AU FIL DU TEMPS“時の流れを経て”」 日本文化会館 フランス・パリ
2015年 渡邉雄一 個展 アートスペース羅針盤 東京
2016年 山本冬彦推薦作家による「異端への誘惑展Ⅱ」  @The Artcomplex Center of Tokyo/東京

http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT161/itan2.html

全文提供:アートコンプレックスセンター


会期:2016年4月5日(火) 〜 2016年4月10日(日)
時間:11:00-20:00 ※最終日は18:00まで
休日:月曜日
会場:アートコンプレックス・センター

最終更新 2016年 4月 05日
 

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