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北山双葉 Living Funeral
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2015年 11月 26日

出品作品より モノタイプ

” 人は地球のどこかで生まれ、どこかで死ぬ。その間に大小様々なドラマがおきる。巨大なすごろくの中で、何となく決められたレールに沿って生きる。すごろくの中に、たった1カ所だけ、「人生を葬る」と言うマスがある。”・・・人は自我というものがあることを前提として生きていますが、その前提自体がゆらぐような危機に直面することで、人はすごろくのコマ以上のものへと進化できるのです。ただし、そのためには正面から向き合わねばなりません。いつのまにか自我というものを構成している様々な属性を「作品」という名の外部へと削りだし、冷徹に客体化することによって、北山は「人生」という名の大いなる幻想をいま、葬ろうとしています。人は問うかも知れません。ではその後どうやって自分を作り直せばいいのかと。それは誰にも分かりませんが、こうは言えるでしょう。「自分が何者であるか」という問いは、アーティストにとって「自分は何をつくるのか」という問いに他ならないと。

http://homepage3.nifty.com/galleryk

全文提供:Gallery K


会期:2015年12月7日(月) 〜 2015年12月12日(土)
時間:11:30-19:00(土曜日は17:00まで)
休日:日曜休み
会場:Gallery K

最終更新 2015年 12月 07日
 

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