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池田龍雄:場の位相Ⅲ -虚時空山水- ミクロからマクロを透視して
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 9月 09日

≪場の位相 09-Ⅱ≫2009年|アクリル、ミクストメディア、パネル|103x160cm|画像提供:ギャルリー東京ユマニテ copy right(c) Tatsuo IKEDA

池田龍雄 (いけだたつお) は1928年佐賀県生まれ。大戦後の’50年代初頭から常に前衛的な立場で制作に取り組み、いわゆるルポルタージュ絵画運動の中で注目されました。その後、日本の戦後美術を代表する作家の一人として絵画、オブジェ、パフォーマンスなどを行い、その活動は美術の枠を超え、舞台や映画の仕事にも携わりました。こういった池田の作品は、国内外の展覧会に出品するなど高い評価を受け、現在でも精力的に制作を続けています。

今回は、前回(2006年)の個展で発表した「場の位相シリーズ」の延長線上にある作品群で、ミクストメディア、パネルによる1m~1.6mほどの大作8 点を中心にその他、立体、ドローイングなどを展示いたします。当画廊では3年ぶりの新作展になります。この機会に是非ご高覧下さい。

外から内へ、内から外へひとつづきの世界
この世には、見えないもの、あるいは見ることのできないものが無数・無限に存在する
見えるもの、もしくは見ることができるものはその中のほんの僅かだ
絵画とは見えないものを見えるようにすることだ、とクレーは言った
故に、絵画の可能性は無限である

全文提供: ギャルリー東京ユマニテ

最終更新 2009年 9月 07日
 

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