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galleryAn project - “Leap Before You Look” #1 地村洋平・大河内康晴 2人展
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2014年 5月 30日

 

今展は、ギャラリアン アスカヤマでの初発表作家によるグループ展シリーズ galleryAn project - “Leap Before You Look” 第一弾となります。参加作家の美術に対する真摯な姿勢によって、多様な創造の地平を切り開く意欲的な試みとしてスタート致します。地村のガラス、金属などのメディアを用いた立体作品と大河内のサウンド・アート作品、また、両者のドローイング作品から構成されます。鑑賞者は作品の境界線を定めることができず同時に存在していると感じながらも、時間の経過とともに感じる境界線によって個々に存在しているという認識を持ち合わせ、相互作用により生じる両者の静的で動的な相反する世界観に心を揺さぶられるでしょう。

[作家プロフィール]
地村 洋平
1984年千葉県生まれ。 東京藝術大学にて鋳金を学ぶ(2008年学部卒業、2010年同大学院修了)。その後、富山ガラス造形研究所にてガラスを学ぶ。現在、東京藝術大学大学院博士後期課程としてガラス造形研究室に在籍。また、2011年・2012年にはPilchuck Glass Schoolに参加。ガラス素材をメインに、ポップな色使いの作品や、廃材を再利用した立体・インスタレーション作品を発表。最新シリーズでは 「熱」をテーマに自然の力でできあがる形を生み出している。「人為を超えた形態の保存と全ての始まりの解放」をコンセプトに制作された作品から、鑑賞者は自然・事物・生命に対する根源的な探求を迫られる。

大河内 康晴
1975年愛知県生まれ。 大学卒業後、アニメーション会社で制作に携わる傍らで、幼少期より続けていたクラシックピアノを通して音楽への深い愛情が生まれたことから、独学で「音響」と「音」を探求し、2006年、本格的にアーティスト活動を開始。2009年にパリプレタポルテ(パリコレ)のNext Genalation Cityへ参加し五大都市 (東京、L.A、パリ、リオデジャネイロ、ストックホルム) の東京をフィーチャーしたTokyo Soundsを発表する。空間に存在する「音」や「音響」が人間に与える心理的、精神的な影響、また、物質に与える影響を考察している。そのサウンド・アート作品は鑑賞者と空間の普遍的、また一方で刹那的でもある絆を示唆する。

オープニング・レセプション : 6月7日 (土) 17:00 - 19:00


全文提供:GalleryAn Asukayama
会期:2014年6月7日(土)~2014年7月7日(月)
時間:13:00 - 19:00
休日:火・水・木
会場:GalleryAn Asukayama
最終更新 2014年 6月 07日
 

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