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Beast from a Foreign Land - 東京の12人のアーティストとAJ Fosikのコラボレーション展 -
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2014年 4月 17日

 

東京にいる12人のアーティストへ12点の作品を送ったオレゴン州ポートランドのアーティスト、AJ Fosik (エージェー・フォシック)。通常のAJの作品とは異なり、それらの作品は塗装されておらず、分解も可能なものでした。本展は、12人のアーティストがAJの作品をそれぞれ自由にカスタマイズし、彫刻作品として完成させるというプロジェクトです。東京で活躍するアーティストと、ポートランドで最も注目されるアーティストの一人であるAJ Fosikとのコラボレーション展、この機にぜひご高覧いただきますようお願い申し上げます。

[作家プロフィール]
AJ Fosik (エージェー・フォシック)
AJ Fosikはミシガン州デトロイトの工業地帯で育ちました。
”モーターシティー”のアンダーグラウンドミュージックと強烈なカルチャーにどっぷりと浸かり、自動車産業が崩壊しつつある街で、自身の芸術的工芸作品に磨きをかけてきました。1990年代後半にはパーソンズ・スクール・オブ・デザインに通うためにAJはNYヘ移り住みます。NYで、彼はすぐに”Rot Gut Collective”というチームを作り、KGBEと共に伝統的なグラフィティアートの限界を模索しました。Rot Gut Collectiveは看板型の作品を屋外に設置する手法を得意とし、急成長していたニューヨークのストリートアートシーンで注目を集めました。 しかしAJは肥大しすぎたストリートアートシーンにはのめり込まずに、看板作品作りで学んだ木工に目を向けました。 彼は一本のノコギリと拾った木材で、数千の小さな部品を切断し、今では彼のアイコンともなっている精巧で邪悪な表情をした獣たちを作りました。2005年、古いピックアップトラックにオートバイとノコギリを積んでニューヨークを去ったAJは、道中に様々な仕事 – 大工、タクシードライバー、メカニック等々 – をしながらアメリカ大陸を横断しました。 彼はその後も様々なところを旅し続けました。そして彼の作品の評判が上がるにつれて、アメリカ各地のギャラリーで彫刻作品を展示し始めます。彼は現在、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコのギャラリーから作品を発表し、ベルリン、サンパウロ、ロンドン、ミラノでの個展も成功させています。また、サムスンUSA、ワーナーブラザーズ、フェージ、サイオンなど、世界的な企業とのコラボレーション・プロジェクトを実現してきました。AJは現在、妻のKristiと息子のAbeと西海岸で暮らしています。

個展
2013「 Against the Infinite」 Jonathan Levine Gallery、ニューヨーク
2012「 Lamplighter to the Promised Land」 Guerrero Gallery、サンフランシスコ
「 The Call of the Void」 Vice Gallery、メキシコシティ
「 Stiff Meat」 Gallerie LJ、パリ
2011「 Time Kills All Gods」 Jonathan Levine Gallery、ニューヨーク
2010「 Coming Back from Nothing」 David B Smith Gallery、デンバー
2009「 There’s Aliens in Our Midst」 White Walls Gallery、サンフランシスコ
2007「 At the Edge of Town」 Jonathan Levine Gallery 、ニューヨーク

ARTIST
AJ Fosik、SHOHEI、 MHAK 、imaone、 Koichiro Takagi 、KAZ、 Madsaki 、yoshi47、 荻野竜一 、Hiro Kurata 、澁谷忠臣 、USUGROW 、苦虫ツヨシ
RECEPTION
2014年4月18日(金)19:00~21:00


全文提供:hpgrp GALLERY TOKYO
会期:2014年4月18日(金)~2014年5月11日(日)
時間:11:00 - 19:30
休日:月
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
最終更新 2014年 4月 18日
 

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