谷口嘉 展 |
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Published: October 21 2011 |
There are no translations available. ガラスにまつわる固定観念を覆すようなインスタレーションを展開してきた谷口嘉の、アルマスGALLERYでの2回目の個展を開催いたします。 谷口はこれまで、展示する場の壁や天井、床などの構造物に対する付属物のように硬質でミニマルな作品を制作してきました。 去年の個展では、透明なガラス棒を磨いてフロスト状にしたものをギャラリーの壁と壁の間に渡し、その中心地点を直角に立てたガラス棒で支えただけで構成されたT字型の彫刻が10対あまり展示されました。 壁に渡すために接がれたガラス棒は、なかほどで自重でしなり、たわみます。 この繊細な彫刻群の高さは、男性の背丈の少し上くらいで設定されておりその下をくぐり、些細に眺めるときに、そのしなり具合も加わっていやがおうにも緊張感が高まります。 ガラスという素材だからこそ持ちえた張り詰めた緊張感は、鑑賞者に忘れ得ぬ体験として刻まれることでしょう。 ギャラリー空間がガラスとどう響きあうのか。 11月6日(日)には18:00-20:00まで作家を囲んでささやかなパーティを催します。ぜひお越し下さい。 全文提供:アルマスGALLERY 会期: 2011年10月31(月)-11月13日(日)*会期中無休 |
Last Updated on October 31 2011 |