白金アートコンプレックス合同展覧会:Shuffle | シャッフル |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 2月 21日 |
白金アートコンプレックス(東京都港区白金3-1-15、略称SAC、 1F:児玉画廊、2F:ナンヅカ・アンダーグラウンド、3F:山本現代、4F:London Gallery、5F:新素材研究所、榊田倫之建築設計事務所)にて開催される、全館合同展覧会。 本年、SACは2009年のグランドオープニングから2年を迎えます。本展覧会はSAC2周年を記念し、美術史家の山下裕二氏をゲストキュレーターに迎え、現代美術から古美術にわたり多種多様な分野を扱う全5フロアが協力、全館で作品を取り混ぜて展示(シャッフル)する画期的な企画です。最新の若手作家による作品から、古美術の大作までを一同にご覧頂けるこの機会に、ぜひ皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。 【展覧会構成】 2F NANZUKA UNDERGROUND|Chaos(カオス) 3F 山本現代|Energy(エナジー) 4F London Gallery|Universe(ユニバース) 5F 新素材研究所|Heaven(ヘヴン) ※全文提供: 「Shuffle | シャッフル」事務局 会期: 2011年4月2日(土)-2011年4月30日(土) |
最終更新 2011年 4月 02日 |
近世の日本美術と並べられた現代美術は、新入生のようだ。うまく馴染んでいるものもあれば、全く共通点が見出せないものもある。馴染んでいるものでも、モチーフに通じるものがあるのか、手法が同じなのか、雰囲気なのか…良く観ていると、自分の古美術観も露になってきて面白い。作品だけが孤立しているのではなく、何と組み合わせて観るのか、どんな場所で観るのかによって作品の見え方が全く違って見えるということも、作品が買われていった先で遭遇する状況だろう。春の日に、新しい出会いを目撃する楽しさがある。