2011年4月13日から6月9日まで、本年度の「写真新世紀」の公募を行いました。そして、1,305名の応募の中から、7月に行われた優秀賞選出審査会において、優秀賞受賞者5名と佳作受賞者20名が選出されました。これらの受賞作品を、10月29日(土)から11月20日(日)まで、東京都写真美術館にて開催する「写真新世紀 東京展 2011」で展示します。また、昨年度グランプリ受賞者である佐藤華連氏の新作個展も同時開催します。
出展者: 2011年度(第34回公募)優秀賞受賞者 赤鹿麻耶、奥山由之、木藤公紀、パトリック ツァイ、山田真梨子(五十音順・計5名) 同 佳作受賞者(計20名)
関連イベント 1.受賞作品公開レビュー 日 時:2011年10月29日(土) 14:00 ~ 17:00 場 所:東京都写真美術館 地下1階展示室 参 加 者:本年度受賞者(優秀賞5名、佳作20名)と昨年度グランプリ受賞者のうち希望者 レビュアー:ギャラリスト、編集者、キュレーターなどの写真業界関係者
2.アーティスト・トーク 日 時:2011年11月5日(土) 15:30 ~ 17:00 場 所:東京都写真美術館 地下1階展示室 出 演 者:本年度優秀賞受賞者5名、昨年度グランプリ受賞者1名の計6名 内 容:トークショーおよび質疑応答
3.グランプリ選出公開審査会 日 時:2011年11月11日(金) 15:30 ~ 18:00 会 場:東京都写真美術館 1F ホール 定 員:先着120名 入 場 料:無料(要事前申し込み) *申し込み方法は、10月初旬までに写真新世紀ホームページ(canon.jp/scsa)にて公表 審 査 員:大森克己(写真家)、佐内正史(写真家)、椹木野衣(美術批評家)、清水穣(写真評論家)、HIROMIX(写真家) *グランプリ受賞者には、奨励金として100万円ならびに副賞としてキヤノン製デジタル一眼レフカメラを贈呈するほか、翌年の受賞作品展で新作個展を開催する権利が与えられます。
■「写真新世紀」とは 「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、キヤノンが1991年にスタートした文化支援プロジェクトです。銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しており、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど新人写真家の登竜門として認知されています。なお、これまでの応募者総数は約19,000名(組)となりました。
同時開催: 佐藤華連 新作個展「間、うつろう」(2010年度〔第33回公募〕グランプリ受賞者)
制作意図 夢の夢のまた夢か。 全てが入り、すり抜け、忘れさられていく。 消えて、表れて。 ただ、たんたんと繰り返されて。 行ったり、来たり。 それはかたちをかえて全く同じか。 何が本当なのか。 認識と目の前にある世界。 わたしは見ている。
※全文提供: キヤノン株式会社
会期: 2011年10月29日(土)-2011年11月20日(日) 会場: 東京都写真美術館 地下1F展示室
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