畠山直哉展:Natural Stories ナチュラル・ストーリーズ |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 10月 20日 |
東京都写真美術館では、日本を代表する写真家の一人として、海外にも広く紹介されている畠山直哉の個展を開催いたします。今回は「Natural Stories ナチュラル・ストーリーズ」と題して、初期から現在に至るまでの仕事のうち、自然と人間との関わりを改めて俯瞰するような作品を中心にして構成します。現在まで畠山は、石灰岩や石炭といった鉱物資源に関わる工場や鉱山、その跡地などを捉えたシリーズを制作してきました。そこには、普段あまり人が見ることのない、壮大で、時には畏怖を感じさせるような光景が写し出されています。自然の美しさだけではなく、時には不条理で厳しさも突きつけられるような今回の作品展示は、自然と人間が長い年月をかけてどのように共存し対峙してきたかを考えるきっかけになるでしょう。 畠山 直哉 (はたけやま なおや) ■関連イベント ■担当学芸員によるフロアレクチャー 「Natural Stories ナチュラル・ストーリーズ」 ほぼすべての出品作品(陸前高田、ブラストの映像作品は部分のみ)と、畠山直哉氏(出品作家)、フィリップ・フォレスト氏(小説家)、藤村里美(担当学芸員)によるテキストが掲載された展覧会カタログです。 産経新聞社発行、B5 変形版 2500 円(税込) ※ミュージアムショップ ナディッフX10(03-3280-3279)にて限定発売 ※そのほか、9 月に「Ciel Tombé」(出版:スーパーラボ)、「Terrils」(出版:タカ・イシイギャラリー)が出版されました。詳細は各出版元までお問い合わせください ※全文提供: 東京都写真美術館 会期: 2011年10月1日(土)-2011年12月4日(日) |
最終更新 2011年 10月 01日 |