展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 3月 09日 |
細密なテンペラ混合技法と力強い筆致の即興的な油彩画、二つの異なる様式で描かれた新作を発表。 歴史上の美術における「遠近法、時間表現、絵画構造、筆法等」を参照しつつ、「感情、感覚、直感、理性の4つのベクトル」を編み込もうと試み続ける吉本作次氏。 今展では、転写を用いて作られた輪郭線と緻密な描写による細密なスタイルと、荒々しくリズミカルな即興的なスタイルという異なる様式を併置させることで「平穏に向かう嵐と、波乱含みの平穏」の逆説を見せようと試みます。
吉本作次(よしもと・さくじ) 1959年、岐阜県岐阜市生まれ。現在、三重県桑名市在住。 主な展覧会: 1985年 個展 アキライケダギャラリー(名古屋) 1987年「絵画1977-1987」国立国際美術館(大阪) 1989年 個展ジョドソンウエアハウス(ニューヨーク) 1989年「現代美術の展望 - 祝福された絵画」東京都美術館 他 1996年「VOCA展'96」 上野の森美術館(東京) 1997年「眼差しのゆくえ-現代美術のポジション1997」名古屋市美術館(名古屋) 2005年 個展 三重県立美術館県民ギャラリー(三重) 2007年「City_net Asia 2007」ソウル市美術館(ソウル) 2008年「Masked Portrait」 マリアンヌ・ボースキーギャラリー(ニューヨーク) 2008年 個展 ケンジタキギャラリー(名古屋) 2009年 個展 ケンジタキギャラリー(東京) 2009/2010年「ARTのメリーゴーランド」岐阜県美術館(岐阜)
※全文提供: ケンジタキギャラリ-
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最終更新 2010年 3月 18日 |