気鋭の若手陶芸作家として、国内外で活躍する川端健太郎さんをお招きして、陶芸ワークショップを開催します。川端さんは、大変難しいとされる磁土の手びねりにより、小さい器から大きな造形作品までを生み出しています。中でも、磁土に埋め込んだ色ガラスが特徴的です。硬質なはずのガラスを、有機的な土の形態に織り交ぜ、時には柔らかさを思わせるほどの焼き物へと変化させていくのです。色とりどりのガラスが埋め込まれ、焼成によって流れて白い磁土と一体化した作品からは、有機的な生命力をも感じることでしょう。
今回は、スライドレクチャーと公開制作を通して、川端さんの持つ独特の世界を覗いていきます。また実際に、ガラスを埋め込んで自分だけの器を制作しましょう。
スケジュール ■3月12日(土) スライドレクチャー/公開制作Ⅰ/ワークショップⅠ 川端健太郎さんの思考と作品の変遷を、スライドレクチャーで勉強します。その後、公開制作Ⅰでは、磁土にガラスを埋め込んで、コップを作る過程を見学します。午後のワークショップⅠで、実際に皆さんにコップ作りに挑戦していただきます。制作数はお1人様2~3点です。
■3月13日(日) 公開制作Ⅱ/ワークショップⅡ 公開制作Ⅱでは、複雑な蓋物の制作課程を見学します。午後のワークショップⅡでは、前日に形作ったコップの底を慎重に削り、作品を完成させましょう。完成作品は、後日焼成後に、お渡しいたします。
受講について 受講料:16,000円 (税込。送料別) お申し込み、お問合せ: アート・ビオトープ那須 〒325-0303栃木県那須郡那須町高久乙道上2294-3 Tel 0287-78-7833 E-mail:
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HP: http://www.artbiotop.jp
川端健太郎 Kawabata Kentaro 1976 埼玉県に生まれる 1998 東京デザイナー学院陶器科卒業 2000 多治見市陶磁器意匠研究所修了 現在 岐阜県瑞浪市在住
主な受賞 織部の心作陶展 大賞、第4回益子陶芸展 審査員特別賞・第5回益子陶芸展 加守田章二賞(益子陶芸美術館/栃木)、第2回パラミタ陶芸大賞展 大賞(パラミタミュージアム/三重)
最近の主な個展、グループ展 2008 桜華書林/長野、心斎橋大丸/大阪(’10)、ギャラリー器館/京都('10)、カラコルム/福岡、 美濃茶会/岐阜、新進陶芸家による「東海現代陶芸の今」展(愛知県陶磁資料館/愛知) 2009 祇をん小西/京都、KEIKO GALLERY/ボストン、 京畿道世界陶磁ビエンナーレ 世界現代陶磁展/韓国、高島屋水族館/東京他、未来へのタカラモノ展/東京・大阪、“装飾の力”/東京国立近代美術館 工芸館 2010 ギャラリーもえぎ/栃木、銀座三越/東京、ギャラリーハシモト/東京
※全文提供: レントゲンヴェルケ
会期: 2011年3月12日(土)・2011年3月13日(日)11:00 - 17:00 会場: アート・ビオトープ那須 陶芸スタジオ
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