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「VOCA展2011 -新しい平面の作家たち-」、VOCA賞に中山玲佳さん決定
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 12月 16日

今回で18回目となる「VOCA(ヴォーカ)展は、40歳以下の平面の作家を対象とする平面美術の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に1994 年より毎年早春に上野の森美術館で開催されている。過去の受賞作家には、福田美蘭(1994年)、やなぎみわ(1999年)、村上隆(1994年、2000年)や会田誠(1999年)、蜷川実花(2006年)も含まれ、若手作家の登竜門としても国内では知名度の高い賞の一つである。

今回の「VOCA展2011」では全国各地から36人の作家(別紙リストご参照)が出品し、その中からVOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名が選考会によって決定、加えて大原美術館賞1 名が館独自の選考を経て決定した。受賞者は、以下の通り。

VOCA 賞
中山 玲佳 (1974年大阪府生まれ。大阪府枚方市在住)
「 或る惑星 」 アクリル、カンバス 130.0×388.0×3.0cm

VOCA 奨励賞
後藤 靖香(1982年広島県生まれ。広島県山県郡北広島町在住)
「 あきらめて」 顔料ペン、墨、カンバス 240.0×400.0m

森 千裕(1978年大阪府生まれ。東京都大田区在住)
「 Eternal itching(SAYONARA)」透明水彩、鉛筆、水彩紙、木製パネル 145.0×210.0×5.0cm

佳作賞
熊澤 未来子(1983年愛知県生まれ。東京都世田谷区在住)
「 より未来へ 」 鉛筆、ジェッソ、木製パネル 227.0×363.6×5.0cm

澤田 明子(1982年東京都生まれ。神奈川県川崎市在住)
「 ヒア 」 岩絵具、麻紙 259.0×194.0×3.0cm

大原美術館賞
上田 暁子(1983年京都府生まれ。長野県小諸市在住)
「 あふれて入り口、あふれて出口」「とある熱を通り抜ける」
油彩、カンバス 130.3×162.1×3.0cm、145.5×227.3×3.0cm

現代美術の展望「VOCA展2011 -新しい平面の作家たち-」展は、2011年3月14日(月)~3月30日(水)の17日間会期中無休で開催される予定。VOCA展の公式ウェブサイトは<http://www.ueno-mori.org/voca.html>。

最終更新 2010年 12月 27日
 

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