light and shade もしくは、shading (陰影付け)の 白と黒の微妙な味わい、銅版画技法マニエルノワール(メゾチント)で制作される状態、写真ではモノクロヴィンテージプリントに視られる時代がかった粋な極み。これら普遍的様式美 :~NOTAN~: で表されるオーソドックスではあるが確実性のある藝術。そんな藝術を追求している選りすぐりの現代アーティストの特別展です。
第一回目となる今展では写真家・原久路と版画家・藤田修のご紹介となります。上品でナイーヴな作品をご堪能下さい。
HISAJI HARA 1964年 東京出身 1986年 武蔵野美術大学 造形学部卒業 1993年 ニューヨークの映像制作プロダクションにて 撮影監督・アートディレクション・NHKニューヨーク総局にてヒラリー・クリントン専属カメラマン。ダライ・ラマ14世ドキュメンタリーなど撮影
個展 2009年 トーテムポール・フォトギャラリー(東京)・2010年 ギャラリー・バウハウス (東京)
受賞歴 2010年 ヨコハマフォトフェスティバルにてベスト・ポートフォリオ賞
書籍 2010年 飯沢耕太郎著「これが写真だ! クロニクル2009」
OSAMU FUJITA 1953年 横須賀市出身 1979年多摩美術大学 絵画科油画専攻卒業
個展 1981年彩林画廊(横浜)の初個展から~G池田美術Study(銀座)、M.H.Sタナカギャラリー(名古屋)、アートギャラリーミューズ(前橋)等全国各地で開催。
受賞歴 1985年 第21回神奈川県美術展 特別奨励賞、第2回カポ・フリオ国際版画ビエンナーレ 名誉賞、1990年第18回日本国際美術展 ブリジストン美術館賞、1992年 第21回現代日本美術展 国立国際美術館賞、1993年第22回現代日本美術展 和歌山県立近代美術館賞、1994年 第30回記念神奈川県美術展神奈川県立近代美術館賞、1995年 第24回現代日本美術展 横浜美術館賞
パブリックコレクション 神奈川県、多摩美術大学、ブリヂストン美術館、国立国際美術館、和歌山県立近代美術館、愛知県立芸術大学、神奈川県立近代美術館、横浜美術館、山中湖美術館、東京オペラシティ・アートギャラリー、山梨県立美術館、府中市美術館、横須賀美術館ほか多数
※全文提供: 乙画廊
会期: 2010年7月30日(金)-2010年8月14日(土)
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