新宿眼科画廊 |
ギャラリー |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2009年 9月 23日 |
2004年12月オープン。画廊名は「目の保養になる場所」になるように、という意味からつけられたもの。 大中小と特徴の異なる4つのスペースをさまざまに変化させながら、現代美術を中心に、写真やインスタレーション、映像作品などの展示、演劇、イベントの開催など従来の常識にとらわれない活動を行っている。アーティスト及び個人の社会的責任に主眼を置き、柔軟な思考と対等な立場で対話の場を持つ事を念頭に置いている。 銀座地区に多くみられた貸し画廊制度が衰退を始めた00年代。銀座エリアの画廊からは、総じて若手作家の活気というものが消えつつあるが、そのエネルギーは多様な文化が混じりあう新宿へと転生したようだ。あらゆる表現がより身近なものになるように、幅広く〔社会〕と〔アート〕を繋いでゆく新宿眼科画廊の試みは、空間に熱と刺激をもたらし、この街のカオスと共振している。この画廊に入れば、例え作品が未分化で不安定だとしても、予期し得ない何かと出会うことができるだろう。 取り扱い作家はしんぞう、池崎拓也、筒井美馨、進藤環、光興、門眞妙、星屑のキラメキほか。 所在地: 東京都新宿区新宿5-18-11 |
最終更新 2010年 12月 27日 |