梅田哲也展覧会「小さなものが大きくみえる」 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 10月 23日 |
2003 年より新世界からスタートしたブレーカープロジェクトでは、2011 年から2013 年にかけて地域に根ざした芸術表現活動を開拓する人材の発掘・育成、また地域資源を活用した創造活動拠点の創出に取り組みます。先端的、実験的な「表現の場」として、また地域住民などが集う「共有の場」として活動拠点を機能させると同時に、これまで同様まちなかでのプロジェクトも展開し、地域における持続可能なアートプロジエクトのしくみづくりを構築します。 本事業の第一弾として、西成区山王にある築60年の木造アパート福寿荘を舞台に、様々な空間での展示やライヴパフォーマンスなど多彩な活動を行っている梅田哲也が、空間をそのまま活用したサイトスペシフィックな作品を披露します。 福寿荘は、阿倍野区と西成区の境界線に建ち、その背後には高層マンションが建ち並び、大型ショッピングモールもオープンするなど再開発が進むエリアにあります。また周辺の木造長屋やアパートも徐々に取り壊され、急速に変化していく兆しがみられるなか、戦後の歴史が刻まれた地域資源であるこのアパートを実験的な創造の場「新・福寿荘」として再生させる試みでもあります。 普段は見過ごされたり、価値を見出されないスペースやモノさえも、その特性を露にした魅力放つ存在へと昇華させる梅田哲也作品とともに創造活動拠点として生まれ変わる「新・福寿荘」をご堪能ください。 【関連イベント】 ○「まち歩きツアー」 活動エリアとなる新世界・西成(山王・飛田・太子)を巡るツアー ※要申込・先着順(締切:参加希望日の1週間前まで) ※全文提供: Breaker Project 会期: 2011年11月12日(土)~2011年12月4日(日)※close火曜日 |
最終更新 2011年 11月 12日 |