動く絵 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 8月 14日 |
赤坂有芽 《窓もしくは鏡》 2010年 絵を描くことは、人間が何万年も前から行って来た、最も古い表現行為の一つです。線を描き、色を塗る。その単純な方法により、私たちは世界のあらゆる事象を描き留めて来ました。そして19世紀に始まる映像技術の発展を経て、アニメーションという複雑な映像表現を生み出すに至りました。 本企画展は、アニメーションの原点である、「絵を描く」ことにこだわり、独自の制作手法で注目を集める4人の気鋭のアーティストをご紹介します。描き、消し、また描き、丹念に描かれた一コマ一コマの「絵」から成る彼らの作品から垣間見えるのは、世界を「絵」として描き留め、「絵」に動きを与え「動画」へと変化させた、人間の持つ創造の「チカラ」そのものであると言えるかも知れません。 芸術の秋に相応しく、一枚の絵画を鑑賞するかの様に、アートアニメーション作品を楽しみながら、私たちのモノを生み出す「チカラ」に思い巡らしてみてください。 特別ワークショップ:「絵を動かす」 アーティスト・トーク ※全文提供: デジタルSKIPステーション 会期: 2011年9月10日(土)-2011年12月11日(日) |
最終更新 2011年 9月 10日 |