山本藍子:鶏鳴 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 11月 17日 |
山本藍子の世界は偏執的ですらある。豚に続いて、そのほとんどが食用にされる鶏に目を向ける眼差しも驚異的なスピードで延々とレース模様で覆い続ける執拗な作業も、鎮魂の姿を取りながら自己存在の証明作業なのであり、その鎮魂は自らにも向けられているのだ。そのような盲目的な「信仰」の中でしか生きる意味を見つけられない時代なのかもしれない。 好評だった昨年の二人展Shock the Pigに続く山本藍子の個展です。今回はトレードマーク的だった豚から鶏にモチーフを変えた新作です。 ※全文提供: 深川ラボ 会期: |
最終更新 2010年 11月 14日 |