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児玉彩:codama ayaka ;room
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 11月 17日

画像提供:LABORATORY / radlab.
Copyright © Aya Codama

関西を拠点に活動を続ける児玉彩氏の初個展。

迷いのない潔くシンプルな線
鮮やかで曇りない色
それらは、キャンバスの空白を身にまとうことで意思をもって浮かび上がる

児玉彩(こだまあやか)は大学の実技の時間に彼女と出会い、一人の女性を描き続けている。それらの作品は、似ているものもあればまったく違った女性を描いたかのようなものもある。「あるモデルさんの顔に惹かれ、去年から彼女の顔を描き始めました。その瞬間の彼女の魅力と、私の体と心の反応を描きつかまえたものが、絵になっている。」彼女は話す。

人は日々刻々と変化している。
それはけっして大きい変化ではないかもしれない。
けれど、その日の気持ちや内面は、意図せずに滲み出ている。それを、敏感に感じとることは、関係性か思いに左右されるだろう。児玉はその繊細な変化や彼女のまとう空気を感じとり、描いている。

描くということ、描きたいと思うこと
その気持ちに正直でいることはそう容易ではない。純粋に続けること、その行為それは強さでありそれはとても美しいことだ。

そしてその積み重ねられた美しさが、ひとつの空間に集結したとき、どんな部屋が出来るのか楽しみで仕方ない。

児玉 彩(codama ayaka)
1988年 京都生まれ
2009年 京都市立銅駝美術工芸高校 美術工芸科 デザイン専攻卒業
2009年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科入学、現在、油画専攻4回に在学中

過去の展覧会
2007年 "2007年度総合基礎展" 京都市立芸術大学内、 ”油画基礎展” 京都市立芸術大学内
2008年 ”2008年度京都市立芸術大学作品展” 京都市美術館、”uni展” 京都市立芸術大学内、"マユネーズ展" 京都市立芸術大学内
2009年 ”2009年度京都市立芸術大学作品展” 京都市美術館、”油画1展” 京都市立芸術大学内、”20th” Very Berry Cafe河原町二条店2F
2010年 ”2010年度京都市立芸術大学作品展” 京都市美術館

※全文提供: LABORATORY / radlab.


会期: 2010年11月17日(水)-2010年11月28日(日)

最終更新 2010年 11月 17日
 

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