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湯浅良介:nothing and something
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 9月 15日

画像提供:LABORATORY / radlab.
Copyright © Ryosuke Yuasa

2010年4月に東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻を修了した湯浅良介は、同年東京建築コレクション(全国修了制作展)にて審査員特別賞を受賞し、次代を担う若手建築家として期待されています。既存の都市やそれを構成する建設物への批判的視座をストーリーへと仮託する湯浅の手続きは偏執病的ともいうべき性質をそなえ、建築、 ならびにその過程を再考します。彼が着目するのは「一見なんの価値もないようなもの(nothing)」が「誰かやなにかにとってはなくてはならない存在(something)」に変化するその力学であり、湯浅の建築はそこからはじまっているのです。

湯浅良介 / YUASA RYOSUKE
1982年 東京生まれ
2008年 多摩美術大学美術学部環境デザイン学科卒業
2010年 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了
現在 内藤廣建築設計事務所勤務

賞歴
多摩美術大学特別優秀奨学生
第4回ダイワハウス住宅設計コンペ最優秀賞受賞
シェルター学生設計競技2009奨励賞受賞
東京藝術大学吉田五十八修了制作賞受賞
東京建築コレクション2010内藤廣賞受賞

展覧会
2010年 landscapeXII 風景  Pepper's Project Exhibition

※全文提供: LABORATORY / radlab.


会期: 2010年9月11日(土)-2010年10月11日(月)

最終更新 2010年 9月 11日
 

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