湯浅良介:nothing and something |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 9月 15日 |
2010年4月に東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻を修了した湯浅良介は、同年東京建築コレクション(全国修了制作展)にて審査員特別賞を受賞し、次代を担う若手建築家として期待されています。既存の都市やそれを構成する建設物への批判的視座をストーリーへと仮託する湯浅の手続きは偏執病的ともいうべき性質をそなえ、建築、 ならびにその過程を再考します。彼が着目するのは「一見なんの価値もないようなもの(nothing)」が「誰かやなにかにとってはなくてはならない存在(something)」に変化するその力学であり、湯浅の建築はそこからはじまっているのです。 湯浅良介 / YUASA RYOSUKE ※全文提供: LABORATORY / radlab. 会期: 2010年9月11日(土)-2010年10月11日(月) |
最終更新 2010年 9月 11日 |