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河上恭一郎 ガラスの世界 -ガラスに魅せられて半世紀-
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 8月 15日

《羅漢像》16×26×高さ54~68㎝(台座を含む)
画像提供:株式会社 和光

透明感あふれる素材に洗練された意匠が映える作品を手がけるガラス作家・河上恭一郎氏。和光にて4年ぶり5回目となる今回の個展では、氏が48年前に出合った北条五百羅漢からインスピレーションを受けて制作したガラスの羅漢像20余点に加え、用と美を兼ね備えた食器や花器、茶器など約200点を展観いたします。また、草月流家元といけばな作家3名による、いけばなとクリスタルガラスのオブジェとの合作が見事な作品もご覧いただけます。喜寿を迎え、ひときわ創意に満ちた作品が一堂に会します。

河上恭一郎 略歴
1933年 千葉県市川市に生まれる
1956年 東京藝術大学工芸科図案部卒業
1956~63年 松下電器産業株式会社に勤務
1963~86年 株式会社保谷硝子に勤務
1965~66年 JETRO海外デザイン研究員としてスウェーデン、フィンランドに留学
1979年 New Glass A World Survey展入選、作品買上げ(アメリカ・コーニンググラスミュージアム)
1979・91・2000・06年 和光ホールにて個展
1980年 「現代ガラスの美・ヨーロッパと日本」に出品(東京および京都国立近代美術館)
1982年 明治初期から現代まで 近代日本のガラス工芸展に出品(東京国立近代美術館工芸館)
1986年 「日本のガラス300年 江戸から現代まで」に出品(サントリー美術館)
1991年 「能登島グラスアート・ナウ」に出品(石川県能登島ガラス美術館)
1999年 「日本のガラス2000年 弥生から現代まで」に出品(サントリー美術館)

主なコレクション
アメリカ・コーニンググラスミュージアム
東京国立近代美術館工芸館
アメリカ・フィラデルフィア ミュージアム オブ アート
石川県能登島ガラス美術館

※全文提供: 株式会社 和光


会期: 2010年9月16日(木)-2010年10月2日(土)

最終更新 2010年 9月 16日
 

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