柳川貴司 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 5月 18日 |
柳川貴司は、2004年から「すむところ」シリーズを制作している。今回の作品は25平米の画廊空間に、高さ175cm、直径265cmの大作が1つ、でんと収まっている。この大作をどうやって画廊に入れたのかと思うほどの迫力だが、実は約60ピースの寄せ木の集合体で組み立てられている。1ピースでも欠けたら作品が成立しない。それは地球上のあらゆるものがお互いを必要としながら存在していることに重なる。 鋭く切り込んだエッジと、単純化された曲線が織り成す形やそこから生まれた木目の流れなど、木でなければできない表現を意識している。他に小品2点出品。 ※全文提供: ギャルリー志門 会期: 2010年5月2日-2010年6月5日 |
最終更新 2010年 5月 24日 |