| EN |

フランスの匂い
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 1月 27日

クロード・ヴィアラ《CF 3.8.37》1978年 185x335cm|布、塗料|画像提供:鎌倉画廊 copy right(c) Claude VIALLAT

このたび、鎌倉画廊では、フランスを拠点に活躍してきた作家たちの作品を展示する「フランスの匂い」展を開催いたします。 古典・近代美術はもとより現代美術においても世界的に影響を与え続けてきた芸術文化発展の地、フランス。多くの芸術家が集うこの地では、作家たちが直に影響を与え合い、美術界をリードする斬新な表現が生み出されてきました。本展では、鎌倉画廊のコレクションのなかから、まさにフランスの「匂い」を感じさせる70~90年代の作品を並べて展示し、今日でも色あせることのないその魅力を改めて味わっていただきたく企画いたしました。 60年代末の美術界に新風を吹かせた運動「シュポール・シュルファス」の代表的作家であり、テントやパラソルなどの布地に色彩を施した作品で知られるクロード・ヴィアラ。冷蔵庫や椅子など日常的な品を作品化したり、規則的な形状や色彩で独特の平面作品を生み出したり、常に脚光を浴びてきたベルトラン・ラヴィエ。そのほか、ジャン=ピエール・パンスマンや二エーレ・トローニなど、現代アートの道のりのなかで欠かせない、フランスに関わる作家の作品を紹介いたします。新しい芸術のかたちを世界に提示し、彼らが躍進してきた時代の「フランスの匂い」を、一堂に並んだ作品群を通して感じ取って頂けることと思います。ぜひご高覧下さい。 ※全文提供: 鎌倉画廊

最終更新 2010年 3月 06日
 

関連情報


| EN |