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Published: November 05 2013 |
小林且典は、木彫やブロンズで瓶、お皿、壷などのミニチュアを制作し、それらを配置した空間を、自作レンズによるカメラで撮影した静物写真による立体と平面(写真)の両方の手法で自らの表現世界を追求しつづけています。 これまでの発表作品にもみられるように、小林の手で制作された小さな彫刻作品達の佇まいは写真に写し取られ、 事実に基づいた存在感を放ちながらも被写体となったことであらたに滲み出て来る妙に人格的にも感じ取れる雰囲気を纏います。 しかし一方でこれは、置物の配置された空間を写し取った静物写真で有る事に疑いはなく、観るものにとって孤独な親近感ともいえるような、冷たくも暖かいまなざしで見つめることのできる身近なものへの観察を促します。 今回の展示では、小林の手によって制作された木彫やブロンズ、そしてそれらを写し取った写真作品がギャラリ−空間に同時に配置され、彫刻と写真という2つの異なった手法による小林の創りだす作品世界をご覧いただきます。
[作家プロフィール] 小林且典 Katsunori KOBAYASHI
兵庫県龍野市生まれ 東京在住 東京藝術大学美術学部卒業/東京藝術大学大学院修士課程修了 ブレラ美術アカデミー(イタリア政府招聘給費留学) フィスカルス/フィンランド(野村財団・ササカワ財団)
活動歴 2003 DEES HALL (東京) 画廊 編 (大阪) 2004 ギャラリーオカベ ( '07 東京) 画廊 椿 (千葉) なるせ美術座 (東京) 2005 DEES HALL (東京) ギャラリーブリキ星 (東京) 豊科近代美術館 (長野) ギャラリーすずき ('07 '10 京都) 2006 楓ギャラリー (大阪) ギャラリーBieno (名古屋) 2007 上海アートフェア (上海) アジアンコンテンポラリーアートフェア ACAF (ニューヨーク) 豊科近代美術館 ”安曇野でみる彫刻” 2008 ART@AGNES(東京) 101アートフェア(東京) 2009 nca/日動コンテンポラリーアート(東京) 2010 森岡書店(東京) フィスカルス(フィンランド) 2011 ULTRA004(東京) 2012 みゆき画廊(東京)
上記以前 国立近代美術館(ローマ)日本文化会館(ローマ)イタリア文化会館(東京)鹿島アトリウム(東京) Academie Accor (パリ)Novotel Hammersmith (ロンドン)ピエモンテ州協議会庁舎 (トリノ) ダンテセンター (ラベンナ)ルチアーノ・ソプラーニ ブティック(ミラノ) みゆき画廊、なびす画廊 (東京)
*レセプションパーティー 11月 4日(月・祝)17:30~19:30 参加無料
*同時期に兵庫県立美術館において、 小林且典 「薄白色の余韻」展が開催されます。
全文提供:Gallery OUT of PLACE
会期:2013.11.1~2013.11.24 時間:12:00~19:00 close on mon, tue, wed . 会場:Gallery OUT of PLACE
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Last Updated on November 01 2013 |