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長島充:日本の野鳥
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2010年 9月 06日

ジョウビタキ/常鶲(Daurian Redstart) 「常鶲」 2003 15×10cm 木口木版画 ed.75
画像提供:不忍画廊|Copyright © Mitsuru NAGASHIMA

版画家の長島充(1959年千葉県市川市生まれ)は、バーダー(野鳥観察者)でもあり、里山や干潟など日本の原風景的な自然環境の中で、34年間に及ぶ長い年月野鳥を観察し続けてきました。

今回の個展「長島充 日本の野鳥 Birds of Japan」では、作者のライフワークとも言える野鳥版画作品、約30点を展示します。19世紀西洋博物版画の伝統に即した銅版画(エッチング、エングレーヴィング)と木口木版画による写実的な作品、独自の板目木版画で制作した作品も加えています。銅版画では水彩による手彩色手法も用い、モノクロ作品との変化を持たせており、技法に多様性を持たせることで、「現代日本の野鳥版画」を目指しています。世界的に見ても、版画の手法で野鳥をここまで「精緻に、正確に」描けるアーチストは、あまりいないそうです。さまざまな野鳥が並ぶ会場は見応え充分です。ぜひご来場ください。

全文提供: 不忍画廊


会期:2010年9月4日(土)-9月25日(土)

最終更新 2010年 9月 04日
 

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