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鈴木敦子:約束の日
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 7月 12日

≪散歩の途中≫2008年|22.5×22.5cm|ed.23 |画像提供:不忍画廊 copyright(c) Atsuko SUZUKI

鈴木敦子は自画・自刻・自摺り(=下書きから彫り・摺りまでをすべて作家自身で行う)により作品を制作し、ほとんどの摺りは1作品10版以上であるそうです。 繊細な摺りにより、重ねられたあたたかみのある色彩が詩情に満ちた作風とマッチして、多くのファンを魅了しています。 今回発表する新作15点は、日暮れの馬場、夕暮れ時の街並など、夜に向かう静けさが表現された作品が多くあります。これまでにもあった日常風景のあたたかさに加えて、凛とした夜の空気に満たされた作品に、鈴木敦子の新たな魅力を感じられる展覧会です。

鈴木敦子
1968年、愛知県生まれ。名古屋芸術大学美術学部絵画科卒。版画講師の薦めにより木版画を制作。それ以降油絵と平行して卒業まで制作する。清宮質文展を観て感動を受ける。2005年 詩画集『午後の光』刊行(詩:垣内磯子/画:鈴木敦子)SHINOBAZU GALLER他全国巡回展開催、2007年「新収蔵品展-鈴木敦子 樋勝朋巳-」(須坂版画美術館)、2008年「『招き猫亭』コレクションによるネコ画名作展 ねこまみれ」(カスヤの森現代美術館)、「ねこまみれ-吾輩はネコキチである」(東御市梅野記念絵画館)他 千葉県在住。

※全文提供: 不忍画廊

最終更新 2009年 7月 13日
 

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