赤池完介:日々ステンシル、サーカスの来た町 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 8月 19日 |
《Untitled》 2011年 | 木製パネルにアクリルガッシュをスプレー、ステンシル | 257mm×364mm | 画像提供:IOSSELLIANI T-02-IOS | Copyright© Kansuke Akaike クレイジーなほどに切り抜いたらどうなるの? 吹き付けたらどうなるの? それを剥がしたらどうなってるの? 好奇心が湧きあがり、ステンシルの実験と失敗を続ける赤池完介。試さずにはいられなくなる、そんな衝動を与えてくれる日々の名場面に感謝しながら、ナイフで切り出される鋭利な形と、そこに吹き付けられる微細なスプレー粒子によって新たな情景を表現している。 国も時代も特定できない平凡な町にサーカスが突如と現れ、人々は心を躍らす。そしてサーカスが立ち去ると、また淡々と続く日々が町に戻る。そこには騒ぎの後の哀愁ある光景が広がる…。 IOSSELLIANI の今シーズンテーマであるモダンサーカスからイメージを膨らませた本展では、ジュエリーと赤池のステンシルワークが交わることにより、高揚と虚無がダイレクトに伝わる内容となる。 赤池完介 / Kansuke Akaike 全文提供: IOSSELLIANI T-02-IOS 会期: 2011年8月26日(金)-2011年9月21日(水) |
最終更新 2011年 8月 26日 |