展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 2月 04日 |
4名の作家、淺井裕介、泉啓司、梅津庸一、小西真奈の小作品のペインティングとドローイングをフィーチャーし発表いたします。
昨年は福岡アジア美術トリエンナーレや「City_net Asi a」(ソウル市立美術館)などの国内外の展覧会やプロジェクトで泥、マスキングテープやペンなど様々な素材を使いインスタレーションを行い、さらに若手作家の絵画の登竜門であるVOCA賞展では大原美術館賞を受賞するなど、発表の場所を限定せずダイナミックな表現に挑戦する浅井裕介は、紙をベースに描いた新作を発表します。
滝や竜巻などの自然やUFOなどSF的世界と人間が一体化しユーモアのある彫刻を発表する泉啓司の未発表の新作ドローイングを発表いたします。これらは彫刻の下絵として繋がりながらも、緻密に彫塑された彫刻のイメージを覆すほどの自由で奔放な表現力があり泉啓司の複層的な世界観を感じさせます。
昨年の個展ではメタルポインティングの作品を発表し、美術史や自分を取り巻く日常からモチーフを抽出し、繊細で彩りのある筆跡によって独自の絵画世界を描く梅津庸一は、新作のペインティングを発表いたします。
近年は風景だけでなくポートレイトにも挑戦し、大きいサイズのペインティングをダイナミックに描くのと並行して、勢いのあるタッチでイメージを掴み取る小サイズのペインティングを描く小西真奈の未発表作品を展示します。
各々の作家が小作品の中にも異なったアプローチ、表現力をもつ作品をご紹介致します。
※全文提供: ARATANIURANO
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最終更新 2010年 2月 06日 |