高木亮 きりえ展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2013年 9月 06日 |
切り取られた線から、物語がはじまる。 一枚の黒い紙から生まれる切り絵。高木亮は、独学で切り絵を学び、現在では個展を重ね、カレンダー制作や雑誌の挿絵を手掛けるなど、活躍の場を広げています。彼の作り出す切り絵には、見る人の心を暖めるどこか懐かしい物語があります。愛らしい動植物たちと、記憶の中に眠っていた様な景色が、絶妙なアングルで描かれ、そこに差し込む日差しや風の匂いまでをも感じさせます。 細部まで妥協のない緻密な画面は、丹念に描きこんだ下絵を黒い紙に重ね、線に沿ってカッターで切り抜いていくことで生まれます。黒と白のコントラストから、切り抜いた線の迫力が伝わります。また、モノクロのイメージが強い切り絵を、パソコンを用いて彩色し、フルカラーの版画作品を制作するなど、これまでの切り絵の概念を超えた新しい挑戦も行っています。 今展では、モノクロの原画作品とフルカラーで制作された版画作品を中心に展覧販売致します。その他、カレンダーやポストカードなどのオリジナルグッズも展開。会期中にはきりえワークショップも開催いたします。この機会に是非、切り抜かれた線が紡ぐ新しいきりえの世界をお楽しみ下さい。 ~おとなもこどもも夢中になって楽しめる!~ 全文提供:Bunkamura Box ギャラリー 会期:2013年9月21日(土)~2013年9月29日(日) |
最終更新 2013年 9月 21日 |