Eddie Kang:TOKYO REFLECTION |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 6月 12日 |
誰でもこころの奥深くイノセントな「子供たち」を抱えているものですが、韓国の若手作家Eddie Kangはそんな「子供たち」をぬいぐるみやコミックのキャラクターとして積極的に形象化し、彼らと社会との葛藤をストレートに描き出そうとします。あまりにナイーブではないのかという批評もありえますが、そうであるがゆえにかえって彼の作品はただちに私たちの中に飛び込んでくる力を持っています。 キャラクターたちの表情や姿があえて類型化されているのは、それが私たちの原初的な在りかただからであり、子供たちの怒り、悲しみ、孤独感のシンプルな表現が私たちの中の「子供たち」を揺さぶり、引きだす効果があるからです。すでに韓国をはじめ、台湾、北京、上海などで個展を重ね、評価も高まりつつありますが、本展は日本初個展となり、平面作品のほかに立体も出品予定です。 ※全文提供: unseal contemporary |
最終更新 2008年 6月 05日 |