APMoA Project, ARCH vol. 4 奥村雄樹「善兵衛の目玉(宇宙編)」 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集3 |
公開日: 2012年 12月 05日 |
目玉を取り外して、空からの景色や自分の体内、果ては宇宙までもみることができる男、善兵衛。南予(愛媛)に伝わる民話に基づく昔話「善兵衛ばなし」に、その主人公と同名の、江戸時代の貝塚(大阪)で活躍した在野の天文学者・岩橋善兵衛の物語の要素を加えた創作落語「善兵衛の目玉(宇宙編)」は、奥村雄樹の依頼により落語家・笑福亭里光が作り上げ、実際に大阪で上演されたものです。現実にはありえないこの遠隔視の物語は、落語家の身振りを通じてわたしたちに意外なほど生き生きと、ありえそうなものとして伝えられます。上演された噺を編集した映像作品と、江戸時代の望遠鏡などで構成されるインスタレーションを通じて、物理的な身体から遊離する不思議な知覚体験をお楽しみください。 [作家プロフィール] 観覧料 :一般/500(400)円、高校生・大学生/300(240)円、中学生以下/無料 奥村雄樹全文提供:愛知県美術館 会期:2012年12月21日(金)~2013年2月11日(月) 時間:10:00-18:00 金曜日は 20:00 まで(入館は閉館 30 分前まで) 休日:月(ただし 12 月 24 日[月・振]、1月 14 日[月・祝]、2 月 11 日[月・祝]は開館)、 12 月 25 日(火)、1 月 15 日(火)、年末年始(12 月 28 日-1 月 2 日)※1 月 3 日(木)は特別開館します 会場:愛知県美術館 |
最終更新 2012年 12月 21日 |