MAGO:SHADOW IMPACT |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2012年 6月 13日 |
墨で描く筆線の美しさで、近代水墨画家として高い評価を得ているMAGO。東京文化服装学院在学中からファッショ ンをテーマにしたイラストを描き、その後美人画を即興で披露するライブペインティングで注目を集めてきました。 弱冠27 歳ながらその活躍はめざましく、2010年4月には携帯3 キャリア公式モバイルコンテンツ「待ち受けアート パラダイス」配信アーティストに選ばれ、3度の週間ダウンロード第1 位を獲得。同年5 月に行われた東京ビッグサイト「デ ザインフェスタ」では地元福井の県立恐竜博物館のART PR を担当。幅8 メートル、高さ3.45 メートルの和紙に即興 で恐竜を描き上げました。また、2010年8月には国内最大の音楽フェス「SUMMER SONIC 2010 SONICART」に 最年少で出場し、ROCKとスカルが融合したライブペインティングを披露しています。 墨と越前和紙という古来の技法を用いながらも、その研ぎ澄まされた感性で人々を惹きつけてやまないMAGO。本 展では、これまで描いてきた「美人画」をより立体的に、且つ躍動感のある作品として新たに全てを書き下ろす予定 です。今回MAGO が選んだテーマは白の和紙からなる風と浮遊を連想させる戯れと、漆黒の和紙からなる暗闇に指 す光との戯れ。相反する白と黒という2つの無彩色の中で、女性独自の儚さと強さを描きます。 ニューヨークや中国にも活動の場を広げる彼は、様々な文化が交錯する渋谷で、今度はどのような姿を見せてくれる のでしょうか。 [作家プロフィール] 全文提供:Bunkamura Box ギャラリー 会期:2012年7月10日(火)~2012年7月18日(日) |
最終更新 2012年 7月 10日 |