輝く女たち-その強さ、儚さ、複雑さ |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 5月 30日 |
櫻井りえこ《violent rainbow(pink)》2010年 本展は,日本の近現代美術にあらわれた女性のイメージを,あらためて見直す試みです。 第1章から第3章では,近代の男性作家による、女性の容姿の美しさや官能性、母性、少女性など、当時の社会や男性にとっての理想が反映された女性像を展示します。当館の所蔵品を中心に、それぞれの作家の個性豊かな女性像をご覧いただきます。 第4章では、現代の女性作家による、様々な痛みやコンプレックスを抱えながらもポジティヴな心情を示す女性像を、絵画に加えて、写真や立体を含む多様なジャンルから紹介します。女性作家の自己が少なからず投影された女性像には、男性による女性像とはまた別の、魅力とリアリティーが感じられることでしょう。 描かれる存在・描く存在として、強さと儚さを併せもち、複雑な意味をはらむ“輝く女たち”を、再発見してみてください。 第1章慈愛と神秘 また写真展にあわせて同名の写真集をギャラリーにて先行販売いたします。 ※全文提供: 茨城県近代美術館 会期: 2011年7月23日(土)-2011年9月11日(日) |
最終更新 2011年 7月 23日 |