金子國義:ポップ・マニエリスム |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 5月 23日 |
金子國義は自室を飾る為に絵を描いていた。1965年、彼は澁澤龍彦と出会い大作を依頼される。その後、1967年に画壇デビューし、三島由紀夫、四谷シモン、勅使河原宏等、多くの文化人と親交を深め独自の美意識と思想を確立していく。金子國義が描く人形のように残酷で美しい乙女達は官能に訴えかける艶かしい程の現実と、幻想世界のような非現実性を内包している。生活そのものが芸術であり、道徳性を廃し美の享受と形成に最高の価値を置く耽美的な彼の生き方は、現代においても支持され続けている。 今展では、1970年前後の貴重な油絵とドローイングを展示致します。是非ご高覧ください。 全文提供: FUMA Contemporary Tokyo/BUNKYO ART 会期: 2011年6月10日(金)-2011年6月25日(土) |
最終更新 2011年 6月 10日 |