掌(たなごころ)10 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2011年 5月 13日 |
東京日本橋の古美術商の名店、瀬津雅陶堂の創始者、故瀬津巌氏が芸術新潮誌上で長く連載され、後に美しい本となったエッセイ集「掌の美」(1996、新潮社、絶版)がこの展覧会「掌TANAGOKORO」の発想の発端です。 恐らくは世界で唯一手の上で美術作品を玩ぶ民族である我々日本人。その特別な感覚を現代美術に投影し、作家の精神とコンセプトを凝縮しようとする試み、「掌(たなごころ)」展は、97年3月、青山レントゲンクンストラウムでスタートしました。その後レントゲンのスタンダードなグループ展として親しまれ、愈々10回目を迎えます。 今回は「掌」としては少々大きめですが、「レントゲン」の20周年にちなみ、20x20x20cm以内に封じ込められた作家のエネルギーをお楽しみ頂きます。 出展作家(予定) ※全文提供: レントゲンヴェルケ 会期: 2011年6月3日(金)-2011年6月25日(土) |
最終更新 2011年 6月 03日 |