ポップ?ポップ!ポップ♡ コレクションに見るポップなアートの50年 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 4月 13日 |
パラモデル ポップ(pop)という言葉には、「大衆の」、「流行の」といった意味があります。1960年代のアメリカでは、このポップという言葉にアートが組み合わされた、「ポップ・アート」という美術が誕生しました。 その特徴は、広告や商品パッケージ、漫画の一場面など、人びとが普段の生活で目にするイメージが美術表現に取り込まれていることです。美術とは全く関係なく生産され、多くがすぐに消費されていくイメージを美術表現として提示したのです。アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインらによって展開されたその表現のあり方は、美術の枠組みを大きく広げ、現代の美術はもちろん、元々は典拠であった商業的なイメージにまで影響を与えています。 今回の展覧会では、当館の所蔵品を中心に、アメリカにおけるポップ・アートの展開を紹介するとともに、明るい色づかいや明確な構図、機知に富んだイメージの転用など、その手法や表現に影響を受けた日本人作家の作品を紹介します。またポップ・カルチャー(大衆文化)とも密接に関わり合いながら表現を広げる現代の美術作品も紹介します。およそ50年にわたるポップなアートの展開をお楽しみください。 【主な構成と出品作家、作品】(予定) ◇ポップ・アートの誕生と展開 ◇ポップ・アートと日本 ◇現代日本のポップ 【関連事業】(予定) 5月4日(水・祝)、5月8日(日) フロア・レクチャー(学芸員による展示解説) ※全文提供: 和歌山県立近代美術館 会期: 2011年4月29日(金・祝)-2011年6月19日(日) |
最終更新 2011年 4月 29日 |