マーク・デンステッダー 絵画展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2014年 1月 27日 |
フィギュラティヴアートの最前線-孤高の女性像 マーク・デンステッダー。1963年、イギリスのマンチェスター生れ。精肉店を営む家庭で育ち、幼い頃から自然と動物の骨格や形に興味を抱いていたそうです。美術大学に進むも、ほぼ独学でそのスタイルを確立し、今やイギリスで最も有名なフィギュラティヴアーティストとして活躍しています。 バランスの取れた構図に、飾らないポージング。外からの影響に左右されない芯の強い女性像と、どこかアンニュイなセクシーさを合わせ持つモデル達。しかし、マークはその美女達の顔や体に、わざと傷のような跡を残すことがあります。それはまるで、生身の人間を描いている事の証明のように感じられるのです。 彼が描く絵画は、21世紀のルネッサンスと言われるだけの、非常にクラシックな表現方法を用いながらも、どこかアーバンで洗練された雰囲気を纏っています。ただ単に美しいだけでなく、その中の人間らしい感情や傷跡、人の歴史までを表現する画力は世界中から讃美を浴びているのです。 今回Bunkamura Box Galleryでは待望の新作と過去を代表する作品を展示・販売致します。日本ではまだまだ貴重なマークの作品を、是非ご堪能ください。 全文提供:Bunkamura Box ギャラリー 会期:2014年2月13日(木)~2014年2月19日(水) |
最終更新 2014年 2月 13日 |