「オープンなプラットフォーム」を目指す、トーキョーワンダーサイトの新しい公募プログラム |
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2016年 5月 11日 |
公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト(TWS)では、新しい公募プログラム「オープンサイト」の企画を募集中だ。
「オープン」の意味は、支援対象をあらゆる方向に開いたことにある。パフォーマンスや展覧会に加え、映像作品の上映やレクチャー、シンポジウム、ワークショップ、調査研究の展示発表など、内容や形式は不問。「全てのジャンル/全ての表現に門戸の開かれたプラットフォーム」を目指しているという。
採択された企画には会場(TWS本郷)の無償提供と、制作支援金の支給、広報・宣伝と運営の一部サポートが行われる。海外居住者には宿泊先としてTWSレジデンスの提供もある。
創造の場(=サイト)を多様な人に開放することは、「表現とはこうあるべき」という固定観念を問い直すことにもつながるだろう。募集の締切は2016年5月23日(月)。
―――――――――――― オープンサイト 募集概要 ――――――――――――
<募集内容> ■プロジェクトA(タイム・ベース): 開始時刻と終了時刻があり、時間経過に沿って展開する企画 例:音楽、ダンス、演劇、映画・映像、シンポジウム、ワークショップなど ■プロジェクトB(スペース・ベース): 展覧会など、展示スペースを活用して実施する企画 例:平面、立体、デザイン、メディア・アート等の展示、リサーチプロジェクトの発表など
<支援内容> 1. 会場の無償提供 2. 制作支援金 ■プロジェクトA:10万円(国内居住者)/20万円(海外居住者) +入場料収入の90% ■プロジェクトB:30万円(国内居住者)/40万円(海外居住者) 3. 宿泊施設としてTWSレジデンスの提供(海外居住者のみ) 4. 広報・宣伝および運営の一部をサポート
<審査員>(敬称略/順不同) 三輪眞弘 (作曲家、メディアアーティスト、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授) 畠中 実 (NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員) 杉田 敦 (美術評論家、女子美術大学教授) ほか
<応募方法> TWSのウェブサイトより応募パッケージをダウンロードし、募集要項の記載内容に従って応募。 ◎応募パッケージ:http://www.tokyo-ws.org/application/2016/04/opensite.shtml ◎応募料:無料 ◎応募締切:2016年5月23日(月)必着
<実施期間/会場> 2016年10月15日(土)~2017年3月26日(日)(予定) トーキョーワンダーサイト本郷
<問合せ先> トーキョーワンダーサイト本郷 オープンサイト事務局 opensite2016@tokyo-ws.org (@は小文字)
<詳細> 下記のウェブサイトを参照のこと。 http://www.tokyo-ws.org/archive/2016/04/opensite-call.shtml
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最終更新 2016年 5月 13日 |