高橋淳 展 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 11月 10日 |
高橋淳が描くのはほぼ正面を向いた人の顔です。 しかし本当に描かれているのはそこにいる人の顔ではなく、その人と高橋自身に関わりを持った全ての人の人生なのです。顔を覆い尽くして行くのは、これまでに自分たちの上を通り過ぎて行った沢山の人の人生を表す細い線です。いろんな人の人生があって、その続きとして自分の人生がある。 介護に取り組みながら高橋淳が心から感じた感覚が、作品を突き動かしています。 人と繋がり続けることを求めて、高橋淳の描く顔は変化して行くのです。 ※全文提供:ギャラリー・トリニティ |
最終更新 2009年 11月 17日 |